当クリニックでは、次のような予防接種を行っています。
ご希望のワクチンを取り寄せますので、
i-CALL(予約システム)、または窓口にてご予約をお願い致します。
なお、どのワクチンを優先したらよいかといったご相談も承っておりますので、医師にお申し出ください。基本的には、命に係わったり重篤な後遺症の恐れがある病気に対するもの、保育園などで流行している病気への対応が優先ですが、患者様ごとのご事情等をお伺いし、最適化したスケジュールを立てる手助けができればと考えています。
日本では、年間2~3万人の子どもが菌血症を起こし、そのうち1000~2000人の子どもが細菌性髄膜炎を発症しています。
細菌性髄膜炎は死亡率が5~10%、後遺症も25%と高く、一刻も早く診断し、適切な抗生剤の点滴治療が必要となります。
髄膜炎の原因菌としては、約60%がHibで、20~30%が肺炎球菌です。どちらの菌も小児には珍しくない中耳炎や肺炎の原因でもあります。
髄膜炎は、風邪の始まりと見分けることが非常に難しく、また、どちらの菌も、抗生剤が効かない耐性菌の率が高くなってきたことから、ワクチンで予防することがとても重要です。